うつ病や適応障害などの精神疾患を経験されたことのある多くの方は「死にたい」や「消えたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。
「死にたい」や「消えたい」と言うと「死にたいとか死ぬとか簡単に言ってはいけない」と周りからタブー扱いされることがありますよね。しかしこと「死にたい」や「消えたい」という感情は実際に悪なのでしょうか?
死ぬこと自体は人間である以上、誰でも経験すること。それがいつなのかわからないまま私たちは生きているのであり、その日を早めたいと考えるのは未来に希望がないと考える人にとっては自然なこととも言えるかもしれません。
そういった意味でも「死にたい」や「消えたい」と考えるのは必ずしも悪いことではないのです。むしろ「死にたい」・「消えたい」と考えるのは体からのSOSサインであり、ウイルスが体内に入った時に発熱するのと同じ現象とも言えます。
熱が出た時に休みを取ったり、薬を飲んだりするのと一緒で「死にたい」と感じた時にも休みを取ったり、薬を飲んだり、必要に応じてカウンセリングをしたりしっかりと治療をすれば改善します。
「死にたい」・「消えたい」と考えている方は一度医師に相談することを強くおすすめします。医師と一度自分の精神状態について相談し、医師はあなたと一緒にあなたに合った治療法を考えてくれます。当院は夜9時まで開院しておりますので仕事のあとの時間にもお気軽に予約いただけます。
うつ病・適応障害・PTSD(トラウマ)・不安障害・ストレスなどの精神疾患によくみられる症状の有無を確認されたい方はお気軽に当院サイト上の精神病テストをご利用ください。