「不安」という感情は誰でも感じることのある、人間として非常に自然な感情です。そして人はそれを生活の中で上手く対処しながら生きていきます。
しかしその不安の程度があまりにも大きく、過剰なものになってしまったり、その人の限度を超えてしまった場合、日常生活にも大きな影響を及ぼします。こういった場合、不安障害の可能性があるかもしれません。
「不安障害」には大きくわけて「全般性不安障害」と「社交性不安障害」の2種類があると言われていますが、日本では社交不安障害が多いとされています。
この2つ種類の不安障害について詳しく知りたい方は当院の「主な疾患」ページがご覧になられます。
不安障害はただの神経質な性格と自分でも思い込んでしまい、誰にも相談しないケースは少なくありません。ですが不安障害は症状が重症化・慢性化するとうつ病やアルコール・薬物依存症になってしまう可能性のある、非常に危険性の高い状態です。
最近不安を感じることが増えたり、不安を抱えすぎて苦しいと感じている方はなるべく早く、事態がさらに深刻化してしまう前に心療内科の受診、もしくは心理士に話を聞いてもらうようにしましょう。
また、当院サイト上に不安障害チェックも載せていますので、自身で症状の有無を確認したい方は是非ご利用ください。