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仕事が原因となるうつ
うつ病や適応障害のイライラ・涙もろい・食欲がない・頭痛などの症状はいきなり現れるものではありません。ほとんどの場合、これは環境に影響されて症状が出るようになるケースが多いです。 うつの原因となる「環境」の中には学校や仕事が挙げられます。特にコロナが終息しつつある今、仕事の環境が変わった方も多いのではないでしょうか。 仕事の悩みには上司や周りの人とうまくいかない、仕事の内容についていけない、仕事の量が多すぎる・残業が続いて疲れがとれないなどがあるでしょう。 「うつは心の風邪」と言われるほどうつは気を抜いてしまったすきにすぐにかかりやすい病気です。うつになった人は決して「弱い」わけではありません。しかし風邪と同じように治療をしないでそのまま過ごしていると悪化してしまう危険性があります。うつの症状でお悩みの方はなるべく早めに医師又は心理士に相談することをおすすめします。 自分がうつ状態にあるかよくわからない…という方は是非、一度当院サイト上にある「鬱病チェック」を利用して自身の症状の有無を確認してみて下さい。 当院は夜の21時まで開いております。仕事で遅くまで働いている方でも受診いただけますので、是非当院サイト上で診療日時を確認いただき、ネット上でお気軽に予約してください。
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心療内科・精神科に行くべきか悩まれている方へ
落ち込んだ時、眠れなくなった時、食欲がなくなった時、自分でもなんだかよくわからないけどなんとなくいつものように動けない時は誰にでもありますよね。しかしそのような症状を経験した時に専門家に相談するかどうかで悩む方は多いのではないでしょうか。 自分の症状は精神病ってほどのことでもないし…と思っている方でも悩みがあるのであれば一度専門家に相談することをおすすめします。自分では気づいていない病気だったり、自分が思っているより症状が深刻化しているケースも少なくありません。 当院六本木クリニックには医師と心理士が在籍しております。医師に症状を話して薬で治療する必要があるかどうか相談をすることや診断書を発行して仕事を少し休むことも、心理士に話を聞いてもらってカウンセリングで治療をしてもらうこともできます。当院では必要のない薬は処方しません。また、向精神薬などの強めの薬も絶対に患者さまの状況を見て、しっかり相談した上でしか処方しません。 自分の症状の有無を一度確認したいと考えている方は是非、一度当院サイト上にある「ストレスチェック」、「適応障害チェック」、「鬱病チェック」、「不安障害チェック」、「PTSDチェック」を一度試してみてください。 六本木クリニックは夜まで診察をしております。忙しい方は仕事のあとにも予約いただけます。サイト上ですぐに空き状態の確認・予約をしていただけます。
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PTSDの「トラウマ」ってどういうものを含むの?
PTSDとは大きなトラウマがきっかけとなり、様々な症状により苦しめられ続けてしまう病気です。 主な症状としてはトラウマを思い出す・悪夢を見る、トラウマになるような場所や人物を極端な程に避ける、自分自身や他人に対する過剰な怒りを感じる、眠りにくくなるなどがあげられます。 これらの症状はほかの精神疾患と似ている部分も多くある為、PTSDであるかどうかは医師による診断が必要になります。しかしPTSDの症状の有無はご自身でも確認いただけますので、不安の方は一度当院サイト上にあるPTSDチェックを受けてみてください。 しかしこのPTSDの大きな原因となる「トラウマ」とはどういうものを指すのでしょうか? アメリカだと「PTSDといえば軍人がよくかかる病気」として捉える方も多く、「戦争程大きな出来事」が必須だと考える方もいるでしょう。他に主にあげられる例としては災害、事故、暴行、性的虐待、長期にわたる監禁などがあります。 しかしPTSDは戦争のように大規模なものでなくても、その人個人にとって辛いと感じる経験であればなんでもあり得るのです。自分の経験したことがそれほど大事ではなかったから、きっと違う…と感じている方も一度医師に相談することを強くおすすめします。例えPTSDでなくとも辛い症状を経験している場合はうつ病や適応障害等他の病気であるので早めの受診・治療をするようにしましょう。
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「PTSDチェック」で症状の有無が確認できます
当院サイト上に精神疾患の症状の有無を確認いただける簡単なテストを用意しております。 「もしかしたらPTSDかも…」と不安な方は一度症状の有無を確認してみませんか? 当院のサイトにはPTSDだけではなく、ストレス・うつ・適応障害・不安障害のテストも用意しております。 こちらのテストでは症状の有無だけではなく、どれほど状態が重症化されているかも確認いただけます。心の病の治療の第一歩は自分自身やの自分が置かれている状況を理解することです。不安な方はお気軽に受けてみてください。 また、こちらのテストの結果は正式な診断ではありませんので、不安な方はなるべく早めに医師に相談することをおすすめ致します。当院では強い薬を使わない治療や薬を使わない治療を希望の方にも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
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「死にたい」と普段から連発している人は本当は死ぬ気がないって本当?
みなさんは「『死にたい・死にたい』という人は本当は自殺しない」と聞いたことがある人もいるかもしれません。これは実は一般に広く信じられているが事実か大きく異なる自殺についての誤解の1つなのです。 自殺をする人の9割は自殺行為に及ぶ前に死にたい意思をはっきりと口にしていたり、他人にサインを送っています。つまり、周りに「死にたい・死にたい」と言っている人の言葉は軽く見てはいけません。 もう一つ、自殺に対する大きな誤解は自殺の危険度が高い人は死ぬ覚悟が確固としていることです。むしろ自殺行為に及ぶ人のほとんどは心が激しく動揺しており、100%覚悟を決めている人はいません。自殺をする人の多くはうつ病などのこころの病に苦しめられており、こころの病は体の病と同じように治療をしないと悪化する一方です。 あなたの周りに「死にたい・死にたい」と言っている方がいるのであれば、すぐにでも心療内科若しくはカウンセリングを受けるのをすすめてみましょう。当院では強い薬に頼らずに治療したいという多くの患者さまの声を尊重し、まずは漢方での治療・若しくは全く薬に頼りたくない方は定期的なカウンセリングを通しての治療を提供しておりますので安心して受診できる心療内科・精神科です。 もしくはあなた自身が普段から周りに「死にたい」と話しても誰も真剣に話を聞いてもらえないと感じているのであればなるべく早めに当院の医師又は心理士に話を聞いてもらうことをおすすめします。当院の医師・心理士は真剣にあなたの話を聴き、あなたにあった治療法を一緒に考えてくれます。 また、当院サイト上にあるうつ病チェック、適応障害チェック、ストレスチェック、PTSDチェックで精神疾患の症状の有無を確認いただけます。
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PTSDってなに?
最近眞子さまがきっかけでなにかと話題になっている「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)。 ですがそもそもPTSDってなんだろう?って思っている人もいるのではないでしょうか? PTSDとはトラウマになるような、非常にストレスフルな出来事を経験した後に何度もその出来事を思い出し、その時に感じた恐怖に苦しめられ続ける病気です。 PTSDの主な症状などはこちらから確認いただけます。 トラウマを抱えている方全員この障害になるわけではありませんが、一旦なってしまうと非常に長期間にわたる苦しみを感じる方が多いです。 自分がPTSDかも、と少しでも心当たりがある方是非こちらのチェックを受けてみてください。 既に重い症状を経験されている方はすぐにでも心療内科の受診することを強くおすすめします。
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カウンセリングってどんな効果があるの?
カウンセリングとは、「話を聴くプロに相談をし、そうしてもらうことですっきりする」というイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか? もちろん、カウンセリングの一番の必須条件は患者さまに「わかってもらえた」「すっきりした」と感じてもらえることです。 ですが、カウンセリングの効果はそれだけではありません。数々の実証研究でも確認されていることですが、カウンセリングは一時的に話を聞いてもらうだけでなく、長期間続けることによって根本的なところから治療をする大きな役割を果たしてくれます。当院でも実施している「認知行動療法」は特に研究が進められており、症状の改善・再発防止に非常に効果的だと言われています。 カウンセリングは薬で治療をされている方の根本的な治療でも薬に頼らず良くなりたいと考えている方にもご利用いただけます。当院でも患者さまにとってカウンセリングが効果的であろうと医師が判断した場合にはカウンセリングをおすすめする場合がございます。 心理士に話を聞いてもらいたいと考えている方はお気軽にお問い合わせ・予約をしてください。また、カウンセリングが自分に合っているかお悩みの方は心療内科を予約いただき、医師にご相談ください。
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うつ病と食事は実は関係している!?
うつ病などの精神疾患は食事に気を配ることで予防・改善できることを知っていますか? そもそもうつ病は「生活習慣病」の1つであり、腸内環境も関係していると言われています。 腸の上皮は本来、人間が食事をする際に必要な栄養素を吸収するように作られています。しかし腸内細菌が上手く働いていないと、上皮は悪玉菌の成分など余計なものも吸収してしまします。 この悪玉菌の成分によって腸が炎症を起こすと、“サイトカイン”と呼ばれる物質が血液を通じて脳に送られてしまい、脳にも炎症が起きてしまい、うつ病などの精神疾患を引き起こす恐れがあります。 実際、うつ病の人には健常者に比べビフィズス菌・乳酸桿菌が少ないという研究結果があります。また、腸には副交感神経が分布しており、腸内細菌がそれを活性化させます。しかし、ストレスを感じている状態では交感神経が優位となり、うつ病では緊張した状態が続いて心身がダウンしてしまいます。 「うつ病のきっかけが食事だ」というわけではもちろんなく、仕事・学校・家庭内環境での問題がうつ病につながったという方が多いでしょう。しかしうつ状態に陥った人の多くは生活習慣が乱れ、食事のしかたが変わったという方が多いのではないでしょうか?実際にも朝食をほぼ毎日とっている人はうつ病の人に比べ健常者が多く、間食や夜食をとる人は健常者よりうつ病の人が多いという調査結果もあります。 つまり、食事がもとの原因でなくても、うつ状態になり、食事のしかたが変わって症状が悪化する場合も考えられるのです。 普段から栄養をしっかり摂ることを意識し、規則正しい生活・食事を心がけるだけでうつ病の予防・改善ができてしまうのです。 自分がうつ病かもしれない、と心配されている方は是非当院サイト上にある「うつ病チェック」をしてみてください。うつ病の危険性がある方はなるべく早めに心療内科の受診、もしくは心理士のカウンセリングを受けることをおすすめします。 また、自分の腸内の健康状態を調べたい方は「腸内フローラ検査」を受けてみることをおすすめします。ご興味のある方はお気軽に当院にお問い合わせください。 ※この投稿では「週刊新潮」に記載された精神栄養学の第一人者である功刀浩教授が語るうつ病と食事の関係を簡単に紹介しました。この研究についてより詳しく知りたい方は「週刊新潮2021年9月30日秋風月増大号」をご確認ください。当院のマガジンラックにも置いてありますので来院される患者さまは院内で読んでいただけます。
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「不安障害かも」と思ったら
「不安」という感情は誰でも感じることのある、人間として非常に自然な感情です。そして人はそれを生活の中で上手く対処しながら生きていきます。 しかしその不安の程度があまりにも大きく、過剰なものになってしまったり、その人の限度を超えてしまった場合、日常生活にも大きな影響を及ぼします。こういった場合、不安障害の可能性があるかもしれません。 「不安障害」には大きくわけて「全般性不安障害」と「社交性不安障害」の2種類があると言われていますが、日本では社交不安障害が多いとされています。 この2つ種類の不安障害について詳しく知りたい方は当院の「主な疾患」ページがご覧になられます。 不安障害はただの神経質な性格と自分でも思い込んでしまい、誰にも相談しないケースは少なくありません。ですが不安障害は症状が重症化・慢性化するとうつ病やアルコール・薬物依存症になってしまう可能性のある、非常に危険性の高い状態です。 最近不安を感じることが増えたり、不安を抱えすぎて苦しいと感じている方はなるべく早く、事態がさらに深刻化してしまう前に心療内科の受診、もしくは心理士に話を聞いてもらうようにしましょう。 また、当院サイト上に不安障害チェックも載せていますので、自身で症状の有無を確認したい方は是非ご利用ください。
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自殺を考えているあなたへ
「死にたい」と思う瞬間はだれしもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか? 人間は苦しくなると逃げたくなるものです。 ですが、そう思った時に実際に自殺をしてしまった人としなかった人の違いについて考えたことはあるでしょうか。実は勇気があるかどうかではなく、誰かに相談し、話を聞いてもらえたかどうかです。 自殺未遂・自殺既遂のケースでも誰にも相談せず、自殺することが多く見られます。 誰かに相談すれば防げる自殺は多いはずです。 「死にたい」と考えている人だらすれば、「相談しても問題解決しないし意味がない」と思うかもしれません。 しかし、相談をするのは「問題解決」だけが目的ではなく、それよりも「誰かに聞いてもらってホッとする」ことのほうが大切です。 相談は周りの信頼できる友人や家族にすることもできますが、プロに相談するのが一番確かでしょう。 当院でもそんなプロに話を聞いてもらいたいという方のために新しくカウンセリングサービスを開始しました。 プロの心理士に話を聞いてもらいたい方はお気軽にご相談ください。 また、今週金曜日から厚生労働省が発表した自殺予防週間が始まります。ネット広告やポスターを見た方もいるのでしょうか? すぐにでも相談がしたい、という方はそちらにも載っているこころの健康相談統一ダイヤル (0570-064-556) に電話してみることをおすすめします。